小さな社会貢献的活動を通じて
下肢に障がいのある方の住宅の庭先に手すりを取り付ける
初めての活動は、単管パイプを切断しつなぎ合わせて、下肢に障がいをお持ちの方の手すりを設置しました。小さな社会貢献的な活動を少しずつ重ね、かつて罪を犯した者が変わっていく。その行動がわずかずつでも社会に伝われば。という思いで取り組んでいます。
2022年6月26日 少年法を考える会~少年達のその先にあるのは~
非行・引きこもり・虐待などの、困難を抱えた子供達の支援を行うNPO法人「陽和」が主催する、「少年法を考える会」において、被害者遺族の立場から基調講演を行った。
中江が語る、家族を失った遺族の悲痛な叫びは、聴く者の心に訴えかける力がある。中江の講演を通じ、より多くの人々が、犯罪は自分や家族の身に突然襲いかかり、それまでの幸せな日常な日常を奪い、計り知れない苦しみを与えるということを意識することこそが、加害者を生み出さない社会につながる第一歩になるのである。
サンガスタジアムにて講演
2022年5月27日 サンガスタジアムにて講演
亀岡市のサンガスタジアムにて、講演を行った。
訪れた大阪府の公立中学校の生徒達は、中江の口から語られる事件当時の凄惨な様子に真剣な眼差しで耳を傾けた。被害者遺族が味わってきた痛み、悲しみ、怒りの感情に直接触れることで、家族が側にいることの尊さ、犯罪によって大切な人を失うことの恐ろしさを実感したようであった。
講演の後には実際に事故現場を訪れ、改めて事故の様子が語られた。尊い命が奪われた現場に実際に立ったことで、事件の恐ろしさがより克明に伝わった様子であった。
子供が一方的に命を奪われる事件は未だに後を絶えない。この活動を通じて、悲惨な事件が一件でも減ることが切に願われる。
講演の後、ルミナのメンバーでミーティングを行った。
メンバーそれぞれの思い、ルミナの方針、今後どのような活動を行うのかなど、様々なことが話し合われた。
2022年4月18~23日 生命のメッセージ展 京都先端科学大学
殺人・交通犯罪・いじめ・一気飲ませ等により、理不尽に生命を奪われた犠牲者がメッセンジャーとなり、未来の生命を守るためのメッセージを伝えるアート展、生命のメッセージ展が京都先端科学大学で行われた。
亀岡事故事件で亡くなった中江の長女、松村幸姫さん(当時26)と2人の児童のパネルを含む150以上のパネルからは、理不尽に人生を断ち切られた被害者達の無念の想いが伝わってくる。
シンポジウム「絶望とともに歩んだ先に」
23日には、被害者遺族を中心としたシンポジウム「絶望とともに歩んだ先に」も開かれた。
第一部では、幸姫さんの兄の中江龍生さん、亀岡事故事件で亡くなった小谷真緒さん(当時7)の父真樹さんが講演を行い、愛する人を突然奪われ、それまでの日常が崩れ去ってしまうことの苦しさ、事故から10年を迎えての想いを語った。
第二部では、中江ら被害者遺族、被害者支援、法学など様々な立場のパネリストによるパネルディスカッションが行われ、被害者遺族の苦しみ、被害者と加害者との関係、償いの意義、更生の難しさ、被害者支援の不足など様々な問題が話し合われた 。
防犯カメラ設置
2022年3月27日(日)
亀岡事故事件があった安詳小学校前の通学路にLED電灯付きの防犯カメラを設置した。
カメラには、再発防止の願いを込め、幸姫さんの名前が入ったステッカーが貼られている。
12/16 (木)
NPO法人クリエイター育成協会にて講演を実施。
一般就労を目指し、訓練を実施されている様々な障がいをお持ちの方々に、中江の思いを話しかけた。
12月5日(日)ルミナイベント
『犯罪被害者と「更生」を考える 〜リアルぶっちゃけトーク〜』
開催のお知らせ
8月22日(日)に開催を予定しておりましたルミナのイベント
『犯罪被害者と「更生」を考える 〜リアルぶっちゃけトーク〜』ですが、12月5日(日)に実施いたします。
2021.11.13 命のメッセージ展、京都テルサ
大学生や、高校生、若者たちが多く訪れていた。
等身大のパネルが、語りかけるものは・・
2021.11.6(土)大阪暁光高等学校にて高校生に向けての講演会。
あるクラスでは「前科者支援」というというテーマで学習を進めており
担当の教員からの依頼でこの日の講演会となった。
「ルミナ」を立ち上げた中江の想いやルミナの活動を通して、
更生に対する取り組みなどを、生徒たちに話しかけた。
後日、生徒たちから届いた感想の一部・・・
「どう言葉にすればいいのかわからないけれど、失ってしまったものは
決して帰ってこないのだと改めて認識し、その重大さについて、より深く理解する
きっかけになった。ニュースでは交通事故や殺人事件について流れていて
こんなことがあったんだと、と普通にしていたが、そのニュースの裏で多くの苦しみや
悲しみがあることを知り、実際に起きているのだと、現実のこととしてとらえなければ
ならないなと、態度を改める機会になった。
今日、お話を聴いてもし大切な人を一瞬で失くしてしまったら、死にたくもなるし
受け止められないと思いますし、私だったら復讐したいと思うし、きっと自分を
追い込みすぎていたら、殺してしまうかもしれないなと思います。
私の中では、絶対に忘れてはいけない事件だと思いました。
話を聴いて、私は少年法とかいらないと思うし、無免で運転して事故をして人を死なせて
しまっているのになんで殺人じゃないのだろうかと思った。
毎日、テレビで事故や事件が起こっていて、殺された側の家族はこんなにも辛い想いをして
死ぬまで想い続けるのは、考えられないほどしんどいし、つらいだろうなと思った。
令和3年10月24日、京都市左京区の保護司、堀内氏と面談。
被害者の実情を知ることなく、真の更生はできないという考え方を通して
これまでも中江と交友があり、この日は、保護司個人個人が関わる犯罪者らの案件は様々で
あるにも関わらず、そのための教育、指導などの取り組みが保護司間で意見として共有されて
いないという点が、話し合われた。
保護観察官が更生保護の歴史的な流れなどを話す勉強会より、保護司の本分としての
働き、目的はそこにあるだろうという意見が交わされた。
警察学校 講演会
令和3年10月7日、滋賀県警察学校にて、二年ぶりの講演会となった。警察学校の教官の方々は
熱心に中江の話に耳を傾け、なかには目を潤ませる方も見受けられた。
中江の講演は、いつも心を揺さぶられる。 父親としての想いが飾らない言葉で訴えかけてくる。
中江の講演を支える長男・龍生氏とともに訪問。
それぞれの活動を互いに支え合いながら
交通事故で傷つく人がひとりでもなくなるように
今までも、これからも中江父子の活動は続く。
以前、京都刑務所で、中江の講演を聴いた元受刑者が
中江を訪ねてきた。出所後、沖縄で仕事復帰した際には
中江が訪問、支援して以来、親交を深めていた。
今回は、絶縁していた奥様とともに訪れ
今後は、中江の活動を支えたいと言う。
2021年8月8日、京都市内にて京都市左京区保護司会の
シンポジウムが行われた。
更生とは、被害者や被害者遺族に対し
反省や謝罪の気持ちがなければ真の更生とは言えないだろう。
・令和3年2月17日(水) 支援者での座談会
コロナ禍による、講演・シンポジウムの中止など、この1年間でのルミナの活動や、保護観察・更生保護・社会復帰について
・東北支部の支援者様
・左京区保護司会の皆様
と意見交換・交流を実施いたしました。
・令和元年10月11日(金)
滋賀県警察本部にて
被害者支援専科教養における公演
(被害者支援を担当している警察官に向けて)
・令和元年10月13日(日)
シンポジウムへの参加
主 催 少年犯罪被害当事者の会
(詳細は下記をご確認ください)
講演: 「深まる苦しみひろがる傷口」
垂水区保護司会様
「第69回社会を明るくする運動 演奏と講演会」
日時:7月5日(金)
会場:レバンテホール(垂水勤労市民センター内)
・刑務所での講話活動
・保護司とは?
・犯罪更生保護団体ルミナの活動について
230人以上の来場者に熱く語りかけました。
代表 中江 美則 の講演活動
2015年より様々な場所で、「いのちのメッセージ」を伝えてきました。
2019年3月8日には京都刑務所で860名の受刑者に向けての講演を行いました。
これまでの講演記録
2017年8月
滋賀県仰木小学校
鹿児島県警察本部
京都府福知山市武田小学校
同志社大学法学部
京都府木津市役所
2018年1月
京都府京田辺市役所
京都府警下京警察署
2018年4月
京都府保護司会
2018年8月
京都学園大学法学部
2018年12月
京セラ 綾部工業団地
京都市下京消防署
2019年3月
京都刑務所